4月4日カルマンリペア日記
カルマンのエンジン、ミッションOHの続報です。
クランクケースを割ってみたところ、
・クランクシャフトの4番ジャーナルが若干片減り(0.03mm程度)
・ケースの4番シリンダーの座面に段がついていた。
・クランクシャフトの4番ジャーナルが若干片減り(0.03mm程度)
・ケースの4番シリンダーの座面に段がついていた。
この際なので、クランクシャフトとフライホイールのダイナミックバランスを取ってもらうことに。
ケースはやむを得ずサーフェイスカットして段を平らに直してもらいます。
プロの目から見ると、0.03mm「も」片減りしていた上に、クランクの中心部分でも0.02mm「も」ブレがあったそうです。うーむ、細かい・・・
ケースはやむを得ずサーフェイスカットして段を平らに直してもらいます。
プロの目から見ると、0.03mm「も」片減りしていた上に、クランクの中心部分でも0.02mm「も」ブレがあったそうです。うーむ、細かい・・・
あれこれ悩んだのですが、ビッグパワーを求めてカルマンを買ったわけではない、という原点に立ち戻り
ストック(ほぼ)で、スムーズに回るバランスの良いエンジンにしてもらうことにしました。
ストック(ほぼ)で、スムーズに回るバランスの良いエンジンにしてもらうことにしました。
良いエンジンは「良い混合気」「良い圧縮」「良い点火」から成り立つと言われています。 このうち、「良い混合気」「良い点火」は主にキャブレターとイグニッション電気系統なので、後からでも取り付けが出来ます。 しかし「良い圧縮」だけはエンジンを開けての作業になります。
そこで今回のオーバーホールが丁度良い機会と考え、ダイナミックバランスやサーフェイスカットをしてもらうことにしたのです。
ダイナミックバランスは、クランクシャフトとフライホイールを組み合わせた状態で回転させ、回転の中心がぶれないできれいに回転するよう、微妙な重心のズレを直す作業です。
サーフェイスカットは、シリンダーの座面に段があると、そこから圧縮漏れを起こしてしまう可能性があるので、平面に削りなおす作業です。
ヘッドのポート加工なども考えたのですが、幸いにもカルマンのエンジンはOHVなので、ヘッドを取り外すのがそれほど大変ではありません。
なので後回し(^^;)
なので後回し(^^;)