エコ

technobahnより

MSIがパソコンのマザーボードチップセットから排出される熱を利用してファンを回し、チップセットの熱を下げるという新方式のファンを搭載したマザーボードの開発に成功していたことが2日までに会社発表によって明らかとなった。

熱エネルギーを運動エネルギーに変換するためのいわゆる「スターリングエンジン」の技術をマザーボードに応用したもので、会社側ではファン回転に要する運動エネルギーの熱変換効率は約70%だと述べている。



いいですね~こういうの。

温度差があれば動くスターリングエンジンは、熱機関の中で最も高い効率で熱エネルギーを運動エネルギーに変換する事ができるそうです。

このCPUファン、今まではわざわざ電源を引いてきてモーターでファンを回していたのが、電源が必要なくなるわけですから、結構な省エネです。


スターリングエンジンは、潜水艦の動力などで実験もされているようですが、すぐに手に入るものとして学研の『大人の科学』シリーズで模型が発売されています。

この模型、ただプーリーを回転させるだけなら、お湯や、寒い日なら手のひらの体温でも回転を始めるほどです。

周りも見ると、いっぱいありますね~。熱を捨てているもの。特に大型家電。
こういったものの熱を、また動力としてし利用することができてしまうのです。
すばらしい。


カルマンの空冷エンジンなら、電源の要らない扇風機にできないかな・・・などと考えてみたり。