12月2日カルマンリペア日記②

さて、リレー交換がうまくいったところで、次はエアクリーナーの清掃です。

あちこちの状態から想像するに、エアクリーナーもまともに清掃していないのではないかと思い、
エアクリーナーを開けてみようと思い立ちました。

この年式のカルマンのエンジンのエアクリーナーは「オイルバス式」と呼ばれるもので、
吸い込んだ空気を、オイルの入った容器を通すことで、空気中のゴミなどをオイルに付着させて
取り除くのだそうですが、オレはこのタイプは初めてです。

まずは手順を確認。

イメージ 1
これまた定番の「トミー毛塚のVWハンドブック」です。
通称「黄色い本」


手順を大体憶えたところで、エンジンフードを開けます。

イメージ 2
右側の縦長の筒がエアクリーナーです。
手前に伸びているやかんの口みたいなところから空気を吸い込み、縦の筒を通って、キャブレターへ
空気を導きます。


手順に沿って、ばらしていきます。クリップで留まっているだけなので、結構簡単です。

イメージ 3
まずはキャブへとつながる、上の部分からはずします。


イメージ 4
次に下の部分を外します。ここにオイルが入っているので、こぼさないように慎重に・・・
と思ったら・・・

オイルほとんど入ってないし!!
・・・やっぱり・・・ろくにメンテされてなかったようです・・・

イメージ 5
パーツクリーナーやら浸透潤滑スプレーやらを駆使しながら、ひたすら清掃します。
上部からは木の葉などのゴミがポロポロ出てきました。
下部はオイルでベッタリだったので、汚れを落とすのが大変でした。


イメージ 6
ちなみに、古いオイルや清掃した汚れは、オイル交換などで使うオイルパックに吸わせて
燃えるゴミに出します。
カー用品店などで、300~400円でしょうか。
オイルは間違ってもその辺に流して捨てたりしないように。


イメージ 7
下部を取り7けて、オイルを入れます。赤い線まで入れるのですが、なんとなく不安だったので、
ちょっと少なめにしておきました。


イメージ 8
上部を取り付け、細かいホースなどを取り付けて、ようやく終了です。


空気を吸い込む部分だけに汚れかこびりついていて、清掃はかなり大変でした。
こまめに清掃しないといけないようですな・・・


~終り~