バキューム進角と加速について
先日、カルマンに乗っていてふと気が付いた。
加速する時、グッと後ろから押されるような加速をするときと、ダラーッと加速する時があることに。
その時は「まぁそんなもんだろう」と思っていたのだが、昨日急に閃いた。
ウチのカルマンに使っているストックタイプのデスビには、キャブの負圧により点火時期を進角させる、「バキューム進角装置」が付いている。
これは特に低速からの加速時、
エンジンが混合気を吸い込もうとする量>キャブから入ってくる混合気の量
の時にインマニ部分がエンジンの要求により負圧になることを利用して、点火時期を早めるものだと思われる。多少違うかもしれないが、多分そんな感じ。
なので、
エンジンが混合気を吸い込もうとする量≦キャブから入ってくる混合気の量
となった時点でその役目はなくなる(はず)
ということは、アクセルをガバッといきなり全開にするより、半開きの状態を出来るだけ長くしてじわっとアクセルを開けていった方がバキューム進角がより長く働くということ?
乱暴に言ってしまえばバキューム進角が働いている間は若干馬力が上がるので、加速が良いはず。
というかそのためにバキューム進角装置がついているのだろう。
というかそのためにバキューム進角装置がついているのだろう。
つまり、うまくバキューム進角装置を働かせることが出来た時はグッと加速し、ラフなアクセルワークでエンジンの負圧を逃してしまった時はダラーッなのではないだろうか・・・
バキューム進角装置が動作し始める回転数(厳密には負圧)とガバナー進角に移行する回転数は、いくつぐらいなんだろう???
負圧計付けたら分かるのかな・・・