3月21日 カルマンリペア日記:ウィンカーのトラブル~その2~
さてさて、昨日のウィンカートラブルの続報です。
先に結果からお伝えします。
無事治りました!
茶色い本の配線図見ながら、あれでもないこれでもないと色々考え、それでもわからず実車と見比べているうちに恐ろしい事実が・・・
それはウィンカーのヒューズを外して切れていないか確かめようとした時です。
72年式の場合、配線図によるとウィンカーのヒューズは(71、72年式スーパービートルの代表例)ヒューズボックスの1番となっています。
しかし1番のヒューズを外してウィンカーレバーを動かすと・・・ウィンカー点くし・・・
順番に外していくと、逆の端、12番のヒューズがウィンカーのヒューズであることが判明。
茶色い本で確認すると、73年以降のビートルの配置がそうでした。
茶色い本で確認すると、73年以降のビートルの配置がそうでした。
あれー、と思いハザードのヒューズを探してみると、やはり73年以降の配置である8番に合致。
これは73の配線図を見て引きなおしたのかなと思い、さらに73の配線図に従い、9番のルームランプのヒューズを外してみると
ルームランプ点くし・・・
また一個ずつ外していくと、なんとハザードと同じ8番がルームランプも兼ねていることが発覚・・・
これはやばい・・・配線図と実際で、かなり違う可能性が高い・・・
念のためのつもりで調べたら、余計な不安が増えました。
よくある話です。
よくある話です。
不安が増えた上に、かなりの時間をロスしてしまった訳ですが、ウィンカーを直すという本来の目的を達成しなければなりません。
・ハザードは完全に正常
・ウィンカーは点きっぱなし(っぽい)
・ウィンカーは点きっぱなし(っぽい)
この症状から、バルブとリレーは多分正常と思われます。
ウィンカーがつきっぱなし、という症状で思い当たったのは、バルブをLEDに替えた時に発生した症状。
ウィンカーバルブのどれかが切れたときにも起こるのですが、ウィンカー配線の抵抗値が変わってしまうため、ハイフラッシャーと呼ばれる、点滅速度の高速化。
ウィンカーバルブのどれかが切れたときにも起こるのですが、ウィンカー配線の抵抗値が変わってしまうため、ハイフラッシャーと呼ばれる、点滅速度の高速化。
しかし今付けているウィンカーリレーはICリレーという、LEDでも電球でも使えるもの。
この状態で先日までウィンカーは正常に動作してたのに・・・
この状態で先日までウィンカーは正常に動作してたのに・・・
うーん・・・もしかしたらLEDバルブに何か原因があるかも知れないと思い、ためしに右のLEDバルブを普通の電球に戻してみました。
すると・・・直った・・・orz
さっぱり訳がわかりませんが、直りました。
前後4つのバルブのうち、1つを電球に戻したら直ったって・・・どういうこと???
やはり抵抗値が変わっていたのでしょうか・・・
やはり抵抗値が変わっていたのでしょうか・・・
しかしスモールを外したらウィンカーの抵抗値が変わるような配線とは・・・
本来スモールとウィンカーのヒューズは別のはずですが!?
・・・一個だけ電球ってのもかっこ悪いので、フロントの左右とも電球に戻しておきました・・・