カルマンリペア日記・番外編

今日は、ケミカルについて。

まずは「CRC-556」で有名な呉工業のラバープロテクタント

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ゴムのパーツに吹きかけることで、ひび割れなどをゴムの寿命を延ばします。
って、どれぐらい効果があるのかはわかりませんが、古くなり、硬くなったゴムに吹きかけると、
ある程度柔らかくなります。
なので、古いシール部分に吹き付けるほかに、新しく取り付けるシールなどに、
取り付ける前に吹いておくのも良いかも。
・・・接着面には吹かない方がいいよね、たぶん・・・



そして、ホームセンターなどで売っているガソリン水抜き剤

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これは何に使うかと言うと、本来の用途であるガソリンタンクに入れて水抜き・・・ではなく、
パーツクリーナーの代わりなのです。

成分はご覧の通り、イソプロピルアルコール。消毒などにも使われるアルコールが成分の
ほとんどを占めております。

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スプレーのパーツクリーナは大抵の場合、石油系溶剤で、揮発性が高いので、パーツを漬けて
洗うようなことはしにくいです。しかも高い!
この水抜き剤なら、1本(200ml)100円程度と安く、バットなどに溜めてパーツを漬け洗いできます。
石油系溶剤に比べると、洗浄能力はやや劣りますが、ブラシなどでこすってやれば、べっとりついた
グリスも十分洗い落とすことが出来ます。

さらに濃度は違えど消毒にも使われるということで、おそらくですが、石油系溶剤よりも人体や
環境への害は少ないのではないでしょうか?(詳しい方、教えてください)

これで大体洗っておいて、最後に、落としきれなかった汚れをスプレーで飛ばす、という使い方も
効果的です。

って、これ、昔読んだメンテナンス系の本の受け売りですけどね・・・