1月14日カルマンリペア日記②

キャブレターオーバーホールの続きです。

欠かさずチェックしていただいているファンの皆様、ありがとうございます。

さて、てこずりながらも何とか外したキャブを、自宅へ持って帰ります。
ガレージのある家がうらやましいところです。

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軟弱なので続きの作業は暖かい家の中で行います。



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こちらはオートチョーク側です。SOLEXのロゴが入った丸い部分がオートチョークです。
右下の出っ張り部分が加速ポンプです。



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こちらがアクセルワイヤーのリンク側。



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そして、下側です。インマニとの間のガスケットがまだついたままです。



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そのガスケットを取ったところ。若干切れかかってはいますが、思ったよりしっかり残っていました。



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こちらはカットオフバルブ。これも外は多少汚れているものの、中に入る部分はきれいです。



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そして先ほどのオートチョーク。
中に電熱コイルのようなものが見えます。これが暖まると、手前の渦巻状のバネが伸びて、
オートチョークが解除される・・・のでしょうか?
若干ガソリンが染み込んでいたらしく、赤っぽい液体が少し出てきましたが、まぁきれいです。



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さて、今回怪しいと思われている箇所の一つ、「加速ポンプ」を開けてみます。
しかし汚い・・・

開けると同時に、赤い、かつてガソリンだった液体が流れ出てきました。
やはりここか?



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これが加速ポンプの中に入っていた、「ダイアフラム」です。
説明すると長いのですが、赤っぽいところはゴム製で、負圧で引っ込んだり戻ったりすることで、加速時のガソリンの出具合を調整するものです。
このゴムが破れていたり穴があいていたりすると、そこから負圧が逃げてしまい正常に動作しません。

・・・が、多少伸びてしまってはいるものの、特に穴は無いようです。
ん~ここも問題ないようだ・・・



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さらに、キャブの上側を外し、中を見てみます。
ここも思ったよりきれいで、見た感じ問題はなさそうです・・・

あとで念入りに清掃してみます。



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ようやくここまで分解。
座りっぱなしで腰が痛くなってきたので、休憩。


~つづく~