5月13日カルマンリペア日記

今日は母の日のようですが、特に親孝行もせず、カルマンをいじっておりました。

5月にしてすでに移動サウナのような室温になるカルマンですが、人間の快適さよりも
車の調子を気にしてしまうあたり、もはや病気です。お構いなく。


イメージ 1

すでに使用しなくなった永井電子のフルトラのアンプです。
全く必要なくなったので取り払います。


イメージ 2

すっきりしました。
・・・ステーがちょっとカッコ悪いですが、とりあえずそのまま。


そして次に取り掛かったのが、エンジンO/Hの後、ショップの店長からのアドバイス
「プラグコードはなるべく離しておいたほうがいいよ」

プラグコードには高圧の電流が流れるので、プラグコード同士がある程度離れていないと
お互いの高圧電流により磁界が発生し、干渉しあってしまうのだそうです。

どの程度の干渉かはわかりませんが、元々メーカーすらコードがくっつかないように配線する
ステーを付けていますから、やはりくっつくのは良くないのでしょう。

さて、ウチのカルマンはどうでしょう?


イメージ 3

う、ごちゃっとしてますね・・・


イメージ 4

特にデスビから離れているために長くなってしまう1番2番のコードは、もはや寄り添うように
仲良く配線されています(画面中央、2本並んで右へ続く青いコード)

これは思いっきり干渉してそうですね・・・


イメージ 5

上の写真から2本のコードをたどってみると、エンジンの右側でもやはり密着しています・・・

ちなみに画面中央の黒い四角いパーツが、メーカーが取り付けた配線用のガイド?なのですが、
純正のプラグコードは直径が7ミリ、ウチのプラグコードはTAYLORに変えてあるので
8ミリ。よってこの配線用ガイドには、はめられないのです・・・

そこでネットなどで配線用の部品を調べたところ、ワイヤーセパレータなどの名前であるには
あったのですが・・・

アメ車用のものはV8用なので本数が合わないし、ハーレー用はやたらと高い!
1個1000円以上します。コードが短いバイクなら1つで良いかもしれませんが
カルマンには何個も必要と思われるので、とんでもない値段になってしまいます。

少し考え、ひらめきました。
向った先は、われらが秋葉原
電気工事関係の部品を扱っている店へ行って見たところ・・・

ありましたよ。ちょうどよさげなのが。

イメージ 6

しかも安い!
1袋100個ぐらい入って500円程度です。
さすが。
※真ん中を留めるネジとナットもホームセンター等で買えばいくつか入って100円ぐらいです。

このワイヤークリップという商品、完全に締め付けた際の線を通す穴の直径は7.4ミリです。
本当は8ミリが欲しかったのですが商品化されていないようで、この7.4ミリの上は
9ミリだかで大きすぎたのでこちらにしました。


早速取り付けてみましょう。

イメージ 7

こんな感じで2個組み合わせて真ん中をネジ留めしまました。
なかなかうまくいったのではないでしょうか?


イメージ 8

手が届きやすい、3番4番コードから取り付けます。


イメージ 9

うまく離れたままプラグまで配線されました!


イメージ 10

さて、1番2番のコードは距離が長い上にキャブやジェネレータの後ろ側を通っているため
そのままでは作業できません。
一旦はずします。


イメージ 11

こちらも取り付け完了!
長いので3箇所にしてみました。


イメージ 12

取り付けてみたところ、キャブの後ろ側はこんな感じでしっかり離れています。


イメージ 13

上から5番目の写真の付近。
ここでもきっちり離すことができています。


というわけで、本日の作業完了!!

お安く済ませたわりにはそこそこきれいに出来たので、良しとしましょう。
秋葉原バンザイ!